あなたは、大人になってから「子供の時と比べて、時間の経つのが随分速くなったな…」と感じていませんか?そして、そのことを周りの人と共感し合ったり、言葉や文字にして、うっすらと不安を感じていませんか?もし、「そうそう!」と思ったのであれば、この記事を最後まで読んでいってください。時間の経つ速度は自由に変えられると気づくはずです。
時間に対する感覚は流動的
時間は、誰にでも平等に与えられていると思うかもしれませんが、実は、時間というものは非常に流動的です。
たとえば、楽しい時間はあっという間に過ぎるのに、退屈な時間は永遠に続くように感じられたりしませんか?
同じ1時間でも、状況や体調によって、速く感じられたり、遅く感じられたり、時間というものは、固定的であるように思えて、意外に流動的なものであると、まずは認識を改めてみてください。
「あっという間」と口にするとその通りになる
あなたは、大人になってから「最近、一週間があっという間に過ぎるようになったな…」なんて思った経験、ありませんか?
「30歳過ぎてからが本当に速くて、マジで一瞬で過ぎた!」なんてことを、繰り返し口にしている人もいるかもしれませんね。
あなたは、特に何も意識せず、正直にそう感じたから、そう口にしただけかもしれませんが、実はこのクセ、ちょっぴり危険です。
「あっという間に過ぎた」と口にすればするほど、あなたの中で「時間はあっという間に過ぎるものだ」という感覚が強まっていき、実際にそれが現実になるんです。
その証拠に、今日からしばらく「あっという間」と口にするのをやめてみてください。
その代わり「一週間って意外にものすごく長いんだな」とか「子供の頃の一ヶ月より、今の一ヶ月の方が逆に長く感じる」などと口にするようにしてみてください。
最初は、心からそう思っていなくても、ただ何となくそう口にしてみるだけでOK。
すると、なかなか時間が経たなくなることに気づくはずです。
そして、たかだか一ヶ月くらい前のことが、もう半年以上も前のことのように感じられて、「あれ?あの出来事って、そんなに最近の話だっけ?」なんて感じるようになっていくでしょう。
どのような時間を過ごしたいか口にして行こう
さて、時間に対する感覚は、自由に調整できることが、これで理解できたことでしょう。
重要なのは、ここから。
あなたは、人生において、どんな風に時間が流れてくれたら嬉しいでしょうか?
「光陰矢の如し」のように、人生が一瞬で終わってくれたらどんなにいいだろう?と思うでしょうか?
それとも、たっぷりと長い時間を掛けて人生を味わえたらいいなと思うでしょうか?
あなたにとって、人生が辛くて悲しくて切ないことの連続なのだとしたら、一瞬で終わってしまった方が、楽かもしれませんね。
しかし、あなたにとって、人生が楽しいことの連続で、もっともっと色々なことにチャレンジしたい!と思っているのであれば、人生は長い方がいいに決まっているでしょう。
「楽しい時間は一瞬で過ぎ去ってしまう」という信念は、今ここで覆していってください。
そして、楽しくて充実している時間ほど、長く感じることができるあなたに変わってください。問題は、あなたがそれを自分に許可できるかどうかです。
あなたにとって有意義に使える時間が、まだまだたっぷりと、無限に近いくらいあるのだとしたら、「人生は短いんだから、今すぐあれをやらなくちゃ!」なんて焦る必要もないですし、「別に気が向いた時にやればいいや」なんて、のんびり構えていられますよね!
実は、そのマインドになることが非常に大切で、余裕を持っている方が、モノゴトはスムーズかつスピーディーに思い通りに進んでいく傾向があるんです。
というわけで、あなたには今日から、ほぼ無限の時間が与えられたと思ってください。
もう「あっという間に過ぎていく」時間に怯え、それなのになかなか行動を起こせない自分を責める必要なんてありません。
時間はほぼ無限にあるのですから、あなたは、やりたいと思ったことを、やりたい時にやればいいんです。
今からの毎日、こんなに気が楽で、充実した人生をたっぷり送っていけるなんて、最高!という感覚を味わってくださいね!