日常生活を送っていると、必ずと言っていいほど「苦手な人」が現れますよね!
この世に、苦手な人が一人もいなければ、生きやすくなるはずなのに、どうして苦手な人って現れてしまうんでしょうか?
「苦手な人」は自分が生み出した?
「苦手な人」を、あなた自身が創造主として生み出しているのだと言われたら、どう思うでしょうか?
わざわざ好き好んでそんなことするはずがない…!と思うかもしれませんが、実はあなたの苦手な人は、あなたが「我慢していること」を代わりにやってくれる人として、現れているんです。
あなたは、その苦手な相手を通して、自分自身を知ることになります。自分自身を知るのはとても大切なことだからこそ、「苦手な人」はある意味、神からの使い、つまり本当は天使のような存在なんです。
Case 1 ズケズケ物を言う人が苦手
あなたは、自分の思ったことを、オブラートに包まず、ズケズケ発言する人についてどう思いますか?
「嫌だな…苦手だな…」と感じるでしょうか?
特定の人物の顔が思い浮かんだ…なんて人もいるかもしれませんね。
このケースに当てはまった人は、普段、自分の言いたいことを我慢し過ぎている可能性があります。
もちろん、良かれと思って言わないようにしているシーンが多いのでしょう。これを言ったら場の空気が氷りつくかな、とか、相手が不機嫌になるかな、といったようなことを深く考えているからこそ、言いたいことをあえて言わないようにしているはずです。
しかし、おそらく近年、そのバランスが偏り過ぎて来ており、本来なら言う必要があるべきことまで、飲み込んでしまっているのかもしれません。だからこそ、ズケズケ物を言う人を見るだけで抵抗を感じ、イライラするという現実が起きてしまっているのでしょう。
Case 2 自慢話ばかりする人が苦手
あなたは、自分の話ばかりする人や、その内容が自慢中心な人を見るとイライラしませんか?
もし、人の自慢話やのろけ話を聴くのが辛いようならそれは、あなたに、人に話したいこと、自慢したいことがたくさんある証拠です。
今現在、そんなに自慢したいことなんてないけどな…と思っていたとしても、もし圧倒的に素晴らしいことが起きたら、それをみんなの前で発表したいという潜在的な願望が眠っているのでしょう。
自慢をするのは本来そんなに悪いことではないはずなのですが、あなたは人生のどこかで自慢話をするヤツは、はしたない!そんなことをしたら人に嫌われる!といった情報をインプットされたのかもしれませんね。
だからこそ、自慢を「したくてもできない」という鬱屈した欲求が溜まってしまい、何のためらいもなく、幸せ自慢・能力自慢している人を見ただけで「許せない…」と思ってしまうようになっているのかも。
まとめ
苦手な人は、あなた自身が変わらない限り、時を変え、形を変え、絶え間なく目の前に現れます。
その理由は、あなたの中に「我慢している欲求」があるから。
引き続き我慢を続けるのではなく、その鬱屈したエネルギーをどうすれば発散させられるかについて考えてみてください。
エネルギーを上手に発散することができるようになったら、あなたの苦手な人はいつの間にか消えていなくなっているでしょう。