これまでの世の中は「地の時代」と言われて来ましたが、2020年を過ぎてからは、「風の時代」がやってきました。ところで、どんな時代にも、行動をすることは何より大事!と思われがちですが、風の時代においては、あながちそうとも言えません。どうして、行動しないことが大切になってくるのか、詳しく解説していきます。
焦って闇雲に行動しないことが大切
地の時代には、とにかく行動を積み重ねることが大切でした。1日10分でもいいから、何か行動を起こし、それを継続していくことで、結果が出る、だから頑張らなくちゃ!という考えを持つことが、非常に健全で当たり前だったのです。風の時代になってからも、その名残でとにかく行動を起こそうとしている人は多いでしょう。
しかし、風の時代には、行動を起こす時の「気分」が最重要となります。
「あぁ…、面倒だな。でも、決めたことだからやらなくちゃ」とか、「今日は気乗りしないけど、一刻も早く行動を起こさなくちゃチャンスが逃げてしまうかもしれないから、動かなくちゃ」とか。そんな微妙な気分のまま行動をしても、結局微妙な結果にしかつながらないことが明らかとなってきているのです。
行動すべきタイミングは自然に来る
新しい時代においては、行動するよりも先に、「何を望むのか」明確にしていくことが大切となります。お風呂が好きな人は、お風呂に入りながら、紅茶が好きな人は、美味しい紅茶を飲みながら、今、何について考えると最も気分が良くなるのか、どこまでも正直に、細かく細かく自分に尋ねていきましょう。
お金持ちになるため、ビジネスのことについて眉間にシワを寄せて考えつつ、セミナーに行くことが「行動」だと思っているかもしれませんが、そうではありません。
今、一番食べたいチーズケーキをどの店に行って食べるのか考え、その店に自転車で向かうことこそが「行動」となります。
この、質の良い「行動」を繰り返しているうちに、自然と本筋に向かうための行動を起こせる自分になってきます。
そう、無駄な行動を減らし、質の良い行動だけに絞っていくことが、風の時代に求められていることなんです。