あなたの周囲には今、嫌な人、嫌な仕事、嫌な環境、嫌な問題などが存在していますか?もしそうだとしたら、どうしてもその存在を消したい、あるいはどうにかして逃げ出したい、解放されたいと思うでしょう。しかし、そう望んでいる人ほど、ますますその問題の渦中に吸い込まれてしまう傾向にあります。それはなぜなのでしょうか?その理由と対策について解説していきます。
意識を向けたものが拡大していく
嫌な人に、嫌なことを言われた時、あなたは、その晩どんな状態になるでしょうか?
その時のシーンを思い出してムシャクシャし「ああいう風に言い返せばよかった…」なんて、グルグル考え事をしたりしませんか?
あるいは、その相手を殴っているシーンや、相手が重い病で苦しむところなどを想像し、痛い目に遭えばいいのに…!なんてことを想像したりするかもしれませんね。
いずれにしても、嫌な相手のことについて考え、その考えを増幅させていることは間違いありません。
あなたは、その相手のことが嫌いだからこそ、時間やエネルギーを使って、必死で考え事をしているわけですが、宇宙からすると、それだけの労力を使って考えを巡らせているということは、あなたにとって、非常に重要人物なのだろうという判断になります。
だからこそ、遠ざかっていって欲しいはずの相手が、ますますあなたに近づいて来てしまうことになるのです。
嫌な現実を遠ざける唯一の方法は?
嫌な人や、仕事や、環境をあなたの世界から遠ざけていく唯一の方法は、「そこに意識を向けないこと」です。
もっと建設的なことを言うと「望むものに意識を向ける」ことです。
嫌いな人のことを考える時間があったら、好きな人とどんなところへ旅行に行こう!なんてワクワクすることを考える方が、人生の貴重な時間を有意義に使えると思いませんか?
ワクワクすることを考えている時、あなたからは素晴らしく良質な波動が放たれ、その波動が磁石のように最高の現実を引き寄せて来てくれます。
こう言われると、確かにそうだな…、そうしてみよう!と思うでしょうが、気がつくとどうしても嫌いな人のことを考え、嫌いな人のことについて語っているかもしれませんね。
そんなあなたのために、次の項目で裏技について解説していきます。
どうしても考えてしまう時の裏技
どうしても嫌な人のことについて考え、そこに意識を向けてしまってしょうがない…!そんな時には、自分の中で「設定」を調整しましょう。
闇雲にダラダラと嫌いな人のことについて考えるのは非常に危険なので、決してそういうわけではないと自分に言い聞かせるのです。
たとえば、こんな感じです。
「今は、嫌いな人のことについて考えないと気が済まないからもう、考えるって決めた!」
「でも、それは今だけであって、10分経ったらやめるから問題ナシ!」
「今、嫌いな人のことについて考えても、嫌な人との関係性は強まっていったりしない!」
こんな風に、そう…。まるで、小学生の昼休みの遊びのように、特別なルールを決めてしまえばいいんです。そんなルールを決めてはならないと、誰にも制限されていないことに気づきましょう。あなたの世界は、あなたが創造主として作り上げていくんです。
嫌な人のことは、考えないのが一番いいけれど、どうしても考えてしまう時は、それでも別にいい、大丈夫!それをやったとしても、自分の人生はちゃんと良い方へ向かっていく!そう、力強く決めてしまってください。