あなたは、生活の中に「風水」をどれくらい取り入れているでしょうか?
風水は、基本的に理にかなっているので、きちんとその原理原則を学び、要所要所で取り入れるようにしていれば、運気をアップさせることができるでしょう。しかし、妄信的に全てを取り入れてしまうとかえって気の流れを悪くしてしまうこともあります。
そこで今回は、風水の正しい取り入れ方について解説していきます。
基本的なルールは頭に入れておこう
風水の基本的なことは、ざっくり頭に入れておいた方がいいでしょう。
たとえば、南の方角は「火」の気が強く、エネルギーが活性化しやすいとか、北は「陰」の気が充満するので、湿気がたまらないように注意、といったことが言われています。
これは、太陽が南の空を通り、北は日陰になりやすいからであり、とても理にかなっています。
色関連についても、同様のことが言えます。
たとえば、黄色が金運アップの色と言われているのは、人間の目が黄色いものを見ると、小判がジャラジャラと溢れている様子や、「金」の文字を連想しやすいからであり、これも心理学的に理にかなっていると言えるわけです。
しかし、風水は元々「気の流れ」を感じることが苦手な人に向け、それを得意としている人が「できるだけわかりやすいように」ルールを作ってまとめたものと解釈できます。つまり、そもそもあなたが「気の流れ」を感じられるのであれば、ルールに縛られる必要など全くないのです。
違和感が生じた時には直感に従おう
部屋の構造や、インテリアは当然、その家によって違います。
だからこそ、風水のルールに囚われ過ぎて、かえってちぐはぐな配置、ちぐはぐなカラーリングにならないようにしましょう。
たとえば「西の方角を枕にして寝たら運気が下がる」なんて風水の本に書いてあったとしても、西向きにベッドを置くことで、部屋全体がスッキリとまとまり、生活導線がスムーズになるのであれば、それこそが最良の配置となるわけです。
一番問題なのは、「これがベストの配置なんだけど、風水的に悪いと言われているし、どうしよう…」と葛藤した結果、モヤモヤした状態で生活し続けてしまうことです。これでは、どう考えても運気は下がってしまうでしょう。
風水的に悪いと言われていても、自分が「これでスッキリする」「良い気が流れている」と感じるなら、そこで思考を完了させてしまって、OKです。
「でもな…」と掘り下げ、悶々とする必要なんてありません。「これじゃダメだ、これじゃダメだ」なんて思っていると、その通りになっていってしまいますので、運気の良し悪しは、最終的に自分で決める!という潔さを持ちましょう。
まとめ
風水のルールは、理にかなっていますし、配置や色など、細かく決められていますが、最終的には自分の直感に従うことが大事です。
大勢の人に向けて作られたルールに縛られる必要はありません。あなたには、気の流れを見極めることのできる高い能力が備わっているはずですので、自分の感覚に自信を持ってください。