コロナウイルスが登場してからというもの、マスクで顔の半分を隠して日常生活を送るのが当たり前になりました。そのことで意外に多いのが「ホッとしている」という声。
マスクをしていれば、顔のコンプレックスを隠せるのでラッキー！なんて思っている人は、コロナのおかげで、安心して生活できるようになっています。
しかし、本当にそのままのマインドでいて大丈夫なのか、ここで少し掘り下げていきましょう。
マスクのおかげで自信が持てるのは良いこと
自分の顔に何かしらのコンプレックスを抱えていた人は、マスクをして日常生活を送るのが当たり前になったおかげで、一旦、気持ちが楽になったかもしれません。
人の視線が気になる部分に集中しなくなり、そのおかげで以前より堂々と振る舞えるようになった、性格が明るくなった、行動力が身についた、なんて人もいるでしょう。
マスクをするようになったおかげで、自信が持てるようになり、そのおかげで自分自身がポジティブに変わって来たのであれば、それはとても良いことです。
しかし「自分の顔は落第点…、だからこそ、マスクのおかげで助かっている」なんて思い込んでしまい、その思考を潜在意識の奥深くに刷り込んでしまっているとしたら、それはちょっぴり危険かもしれません。
マスクの下の素顔に自信がないとどうなる？
マスクをしている時はいいけれど、マスクを外した自分の顔には自信がない…、恥ずかしいし、怖くもあるので、できればマスクを外したくない…！そんな思考が定着し始めてしまうと、どんどん、そのマインドに見合った現実が作られていってしまいます。
「マスクを外した時の顔は残念…」なんて思って生活していると、実際にその通りに見えて来てしまい、悪循環から、ますます自分の望まない顔になっていきやすいんです。
この状態を放置してしまっていると、いざ、素敵な人と食事をするようなチャンスがやってきても、潜在意識のレベルで許可が下りず、自然とその話が消えてしまったり、機会そのものに恵まれなくなったり、といった現象が起きてくるでしょう。
マスクの下の素顔を愛することが最終到達点
マスクに甘え、素顔を隠すように生きるのではなく、マスクの下の顔にしっかり自信を持ちましょう。
逆に、マスクを外した時にこそ、本当の自分の魅力が解放される…、というマインドでいてください。
どのような造形の顔であろうと関係ありません。大事なのは「確信する力」です。
自分の顔を気に入っていれば、さらに自分の気にいる顔に、変化していくのです。
まとめ
自分の顔に対してコンプレックスの多かった人が、マスクのおかげでポジティブになれたのであれば、一旦その事実を「ありがたいこと」として受け入れて良いでしょう。
しかし、「マスクがあればいいけれど、なかったら自分の顔はダメ」とは決して思わないようにしてください。そう思っていると、実際にそうなっていってしまいますし、そのせいで肝心のチャンスを逃してしまうことにつながりかねないからです。
マスクありきの顔も、マスクのない顔も、いついかなる瞬間の自分の容姿も行動も、全てを深いレベルで全力で愛しましょう。こうすることで、あなたを取り囲んでいる現実は、劇的に変化し、あなたの望み通りになっていきます。
