願望を実現するためには、望むことに意識を向け、それが叶った時の感情を先取りして、ワクワクすることが重要、とスピリチュアルに詳しい人は理解しているでしょう。
しかし、いざそれをやろうと思っても、なぜか自分が何を望んでいるのかわからなかったり、イメージを始めても、ノイズが掛かったように映像が先へ進まず、すぐに気が散って、不安なことや辛かったことを考え始めていたりしませんか?
望む未来をイメージできない時には、どんな対処法を試せば良いのでしょうか?
準備運動が足りていないと捉えよう
全力で踊るためには、ストレッチなどの準備運動が必要です。
望む未来をイメージすることについても、それは同じであると捉えましょう。
いきなり、自由にあなたの望むことを想像してください!と言われても、よほどやり慣れている人でなければ、戸惑ってしまうかもしれませんね。
そして、その戸惑いが不安な感情を刺激し、結局は邪念が入ってよからぬことを想像し始めてしまうでしょう。
未来への不安をイメージしてしまったり、過去の辛かったことを思い出してしまったり、現在問題となっていることについて、グルグル考え始めてしまったりしませんか?
では、具体的に準備運動って、どんなことをすれば良いのでしょうか?
過去の楽しかった記憶を思い出そう
未来に望むことをイメージするのが難しい場合には、まず、過去一番楽しかった出来事を映画のように脳内で再生させるのが良いでしょう。
既に一度体験していることであれば、イメージをするのが容易なはずです。
「あの時は楽しかったな…」「いい思い出だな…」なんて、幸せな気分に浸ることが大切です。
この時、間違っても「あの時は、よかったのに…」なんて、今と比較をする形で過去を思い出さないようにしてください。
今、過去のことを思い出しているのは、望む未来をイメージするためのアイドリングであると認識することが大切です。
好きな人や物や動物の映像を見よう
未来への想像力を働かせられない時には、好きな人や物や動物の映像などを見ましょう。たとえば、推しのアイドルが歌っているところや、踊っているところを見たら、それだけで自分のモードがポジティブに切り替わります。
猫が好きな人は、猫の動画を見るようにし、アウトドアが好きな人は、キャンプの映像などを見ると良いでしょう。
良い気分になってきたな、と思ったら、その時に、将来一緒にいたい好きな人のことや、住みたい家のこと、やっていたい仕事のことや、持っていたいお金に関する感覚をイメージしましょう。
このように、まず準備運動をし、アイドリングをしてから望む未来をイメージすることで、邪念によって想像を邪魔されないようになっていけるでしょう。