導入。叶えたい夢がある人は、最初にマインドセットをすることが何よりも大切です。今回は、そのマインドセットのコツを、「子供達の遊び方」に教わるのが有効だということについて、お話ししていきます。
あなたの決めたことが現実化していく
夢を叶えたくて進んでいる時、あなたはどんなことを考えながら、行動しているでしょうか?
自分なりに取り入れたルールやメソッドに従って行動をしていれば、夢の実現に近づけるのではないか?と考えているかもしれませんね。
しかし、自分のなりのルールを守って行動していると、時々不安に襲われないでしょうか?
たとえば、1日に「ありがとう」を10回言い、それを100日間続ければ夢が叶う、なんて自分の中で設定していたとしましょう。ところが、99日目でうっかりそれを忘れてしまったとします。そんな時、あなたは「せっかくここまで頑張って来たのに、全てが水の泡になってしまった…!」と激しく落胆するかもしれませんね。
ところが、同じように99日目の「ありがとう」を忘れたとしても、ある人は、それを全く意に介さなかったりします。
その人は、頭の中でこんなことを考えるわけです。
「別に、99日も100日も、大して変わらないでしょ」
そして、こういうタイプの人の方が、結局夢を実現させてしまいます。
つまり、設定したルールを守り抜くことが大事なのではなく、気分を下げないことの方が大事なんです。
新たに設定した「99日でも、100日と同じ効果がある」という新ルールの方を採用し、何事もなかったかのように、夢が叶うのをワクワク待っていればいいんです。
子供の勝手なルール設定を参考にして
自分で新たに設定したルールを都合よく採用してしまうのって、子供達の無茶苦茶な遊びに似ていませんか?
たとえば、かくれんぼで3人見つけたら鬼交代!という約束をしていたのに、あまりにも早く3人を見つけてしまったので、「やっぱり5人見つけなきゃダメ!」と、次々にルール変更をしていく、あの感じ。
結局、目的は「楽しく遊ぶこと」なので、3人より5人の方がバランスが取れるのであれば、瞬時に5人に変えてしまえばいいんです。
鬼ごっこで、タッチしたら鬼を交代するはずなのに、「バリヤー張ってたから、今のはナシー!」なんて言い合っている感じも、意外に参考になるでしょう。
あなたも、自分なりに「これを実践すれば夢が叶う」と思っていてやっていたことが、途中でできなくなってしまったり、「やっぱりこれだとなんか違うかも」なんて思い始めるようなことがあったら、子供達のように勝手にルール変更をしてしまってください。
夢を叶えるコツは、ルールに縛られることでなく、一瞬一瞬を気分良く過ごすことなのです。