よく、成功している人は、周囲の人に対して感謝ができているからだ、なんて言われますよね。この話を聞いた時、無意識のうちに自分を責めてしまっている人はいませんか？自分は感謝が足りないのかな…、だから成功できないのかな…、なんて思ってしまう傾向のある人は、この記事を読んでいってください。
なぜ感謝が足りないと思ってしまうのか
あなたが周囲の人に対して「自分って、あまり感謝できていないのでは？」と思ってしまう理由は、次のどれかに当てはまりませんか？
- 周囲の人のことを優先して行動できていない
- 胸が熱くなり涙が出るような心の動きがない
- 感謝していますと言葉に出す回数が足りない
思い当たる節のある人は、安心してください。
上記の条件は、いずれも、本当に感謝できているかどうかと関係がありません。
１について。まず、自分の気持ちや、やりたいことを犠牲にし、別の誰かを優先して行動するのは、あなたの運気をアップさせる上でやらない方が良い行動です。そもそも、自分以外の誰かのことを優先する必要なんてないのです。あなたは、あなたが幸せになることだけを集中して考えましょう。あなたが幸せだからこそ、周囲の人もみんな幸せになっていくというストーリーを思い描いていてください。
２について。感謝しているからといって、こんなドラマチックな心の動きを日々繰り返していたら疲れてしまいます。涙を流し、ひれ伏して、手を組み、拝むようなポーズを取ることが、最大級に「感謝している」ことを示す…、そんなイメージを持っているかもしれませんが、もっと淡々していても、充分感謝していることになります。溢れ出る思いがないからといって、自分を責めないでください。ふとした瞬間に「あぁ、ありがたいな」と思えれば、それで充分です。相手に対して不満の念を何も抱かず、凪のように静かな心でいられる、ただそれだけでも、感謝しているのと同じことだと捉えてしまって良いです。
３について。感謝していることを、相手や周囲の人に対し、言葉で伝える回数が足りないと思っているかもしれませんが、これはやり過ぎてしまったら、かえって相手にとって負担になります。伝えることができていなくても、心の内側で感謝していると思えば、それは感謝していることになるのです。無理にお中元やお歳暮を贈ろうとしなくても、大丈夫です。相手は、見返りが足りないからといって、あなたを責めたりしないので、あなたも自分のことを責めないでください。
実は、あなたはしっかり感謝できている
自分は、感謝が足りないから成功できないのかな？と思っている人は、その考えを今すぐ手放しましょう。感謝できていないと思うから、できていない気がしてくるだけで、自分は感謝できている！と思えば、感謝できている自分を誇りに思えます。そして、日々の行動や、展開が大きく変わってくるでしょう。
