あなたは、何か予期せぬ出来事が起きたり、物事が思い通りに進まなかったり、相手が思うように動いてくれなかったりした時、脳内でどんなことを思いますか?
「どうして○○なんだろう…」と問いかけることって、よくありませんか?
このように、我々は何かある度に「どうして?」と、脳内で何者かに向かって問いかけているわけですが、この質問をちょっと工夫し、変換するだけで、驚くほど現実が好転していくようになるので、今回はその話をシェアしていきます。
問題1「どうしてすぐ雑に扱われてしまうんだろう」
もっと自分に対して誠実に対応して欲しいのに、相手から理不尽で雑な扱いを受けてしまい、腹が立った経験ってありますか?こんな時、気の強い人は、相手に対して歯向かって行き、喧嘩を売ったり、クレームを言ったりするかもしれませんが、そうでない人は違います。
「はぁ…どうして自分はこう、いつも人から雑に扱われてしまうんだろう…」
なんて脳内でつぶやいてしまうのです。
人間の脳は、何かクエスチョンを投げかけられると、宇宙と連携を取り、その問いに対するアンサー、証拠を集めようと努力します。良かれと思って、そうしてくれるのです。
つまり「私は、どうして雑に扱われるの?」という質問を投げかけたら、その答えに相当するものを、クローズアップして、あなたに伝えようとしてくるのです。
たとえば、雑に扱われる人の特徴といえば、「自己肯定感が低い」ということが挙げられます。自分で自分に価値がないと思っているからこそ、人からも価値がない人間として扱われてしまいやすいわです。すると、宇宙は一生懸命、あなたがいかに価値がない人間なのかを証明しようとして、次々に自信喪失するような出来事を引き起こしてくるでしょう。
これではまずいですよね!
そこで、質問をこのように変化させてみてください。
「どうしてすぐ雑に扱われてしまうんだろう」ではなく
「どうすれば大事に扱ってもらえるようになるだろう」です。
この2つは、同じ質問のようですが、宇宙が証拠集めをしてくる際の結果が、まるで違ってきます。「雑」とか「酷」とか「理不尽」といった単語を質問の中に入れないようにし、「大事」とか「丁寧」とか「誠実」といったポジティブなワードを入れるようにしてください。
ここを意識するだけで、全く同じことを宇宙に問いかけているのに、あなたはどんどん願望を実現し、幸せになっていくことができるでしょう。
問題2「どうしてお金が全然入って来ないんだろう」
この問題についても、是非、考えてみてください。
「お金が入って来ない」理由について尋ねてしまうと、同じように、脳と宇宙がその証拠集めを始めてしまうことになるので、この質問も厳禁です。
同じ内容のことを質問するのであれば、このようにフレーズを変換させてください。
「どうしてお金が全然入って来ないんだろう」ではなく
「どうすればお金に愛されて豊かになれるだろう」です。
問題1と同じく、質問の内容としてはほとんと変わっていないのに、結果が大きく変わって来るので、あなたは驚くはずですよ!
これから、脳内で質問をする時には、是非、この違いについて意識してみてください。