自分の願っていることと、目の前の現実に差がある時、人はどうしようもなく辛い気持ちになってしまいます。そして、神に祈りたい気持ちになります。
しかし、人生において、正しい祈り方を教えてもらったことがある人は、なかなかいないでしょう。どう祈れば願いが叶うのかよくわからないまま、自分なりのやり方で祈ってしまっている人が多いのではないでしょうか?これだと、願いが叶うことは、ほぼありません。
そこで今回は、あなたの願いを叶えるために、神様に通じる正しい祈り方をお伝えします。
ちなみに、今回お伝えするのは、神社での礼儀作法とか、唱えるおまじないの文言、パワースポットといった、具体的なことではありません。どのような気持ちで祈ることが大切かという、目には見えない部分の話になります。
神様の願いも叶えてあげよう
我々人間は、自分の願いを神様に叶えてもらいたいと思っていますよね。ところが、神様は神様で、人間に自分の願いを叶えてもらいたいと思っています。
つまり、お互いに自分の願いを、相手に叶えて欲しいと思っているのです。まずは、この構造を知っておいてください。
では、どうすれば自分の願いを聞いてもらえるのかについてですが、神様の願いも同時に叶えてあげることを心に決めれば良いのです。
この覚悟を決めると、あなたの願いはどんどん叶うようになっていきますよ!
神様の願いって何だと思う?
ここで気になるのが、神様が自分に対して望んでいることって何だろう、ということでしょう。それがわからないと、不安で覚悟を決められない人もいると思います。
たとえば、神様がもし「お前の願いを叶えてやる代わりに、大切なものを1つ奪わせてもらうが、それでも良いか?」なんてことを思っていたとしたら…。怖くて「どうか私の身体をお使いください」なんて、なかなか言えませんよね?
でも、心配しないでください。神様の願いって、こういうことなんです。
神様は、あなたに強くなって欲しいと思っています。そして、その強い光で世の中を照らして欲しいと思っているんです。ここで言う強さというのは、我慢強さとか、打たれ強さとか、そういう強さとはちょっと違います。神様は、あなただけにしかない、特別な能力を見つけ、育てていって欲しいと思っています。それが、強くなるということです。
だからこそ、安心して神様に「どうぞ、私の身体をお使いください」と言ってみてください。これが、必ず願いの叶う祈り方になります。
結果にこだわらない事が大切
願いが叶う祈り方には、もう1つコツがあります。それは、結果にこだわらないということ。たとえ、個人的な欲望であったとしても、もし、あなたにとって叶えたい願いがあるなら、まずはそのことを神様に伝えてみましょう。その代わり、神様の願いも叶えます!と覚悟を決めた上で、最後にもう1つ、このようなことを伝えます。
「今回、お願いしたことの結果がどうなったとしても、私はそれを受け入れます。全ては神様にお任せします」
こう伝えることによって、執着のエネルギーから解き放たれ、逆に願いは届きやすくなります。
どうしても叶えてください!と全力で祈るより、どうなろうと結果はお任せしますと、委ねてしまった方が、エネルギーが軽くなり、確実に願いが叶うようになるのです。
さて、今、あなたが叶えたい願いはなんですか?今回のことを踏まえ、是非、神様に正しいお祈りをしてみてくださいね。