どこかが苦しい、痛い、そんな辛い悩みを抱えている時、医者へ行っても、薬を飲んでもなかなか治らなかったら、本当に絶望的な気持ちになりますよね。
今回は、スピリチュアルな力で病気を治すための、あるアプローチについて解説していきます。試しにこの方法もやってみよう!くらいの気持ちで、しっくり来た場合は実践してみてください。
ポイント
先入観に一切囚われないで
スピリチュアルな力で病気を治そうとする時、まず徹底して欲しいのが、先入観に囚われないということです。
たとえば、どこかが痛い時には横になっていなくちゃダメ!とか、無理して動いちゃダメ!とか、温めなくちゃダメ!といった先入観を一度、全て捨て去ってクリアになってください。
なぜなら、横になっていた方がいい場合もあれば、身体を起こしていた方がいい場合もありますし、動かないより動いた方がいい場合もありますし、温めるより冷やした方がいい場合もあるからです。
あなたが従うべきなのは、肉体からのメッセージのみです。
全ての病気は、1つ1つ原因も違えば、最適な治し方も違います。同じ症状の人がある方法で治ったからといって、あなたもその方法で治るとは限らないのです。
ここでつまづいてしまうと、たとえば眠たくないのに寝ようとして、かえってストレスを感じ、病気を悪化させてしまうといったことが起こり得るのです。
1ミリでも楽な方へ動いて
さて、ここからが本題ですが、たとえば、どこかが痛む時、あるいは呼吸が苦しい時など、身体を数ミリ単位で動かし、最も楽なポーズを取ってください。
この角度よりは、この角度の方が楽だとか、曲げているより、伸ばした方がいいといった、「一番快適な姿勢」というものが、必ず見つかるはずです。
その楽な姿勢に気づくことができたら、あなたの病気はスムーズに快方へと向かうでしょう。
後は、これをひたすら継続するだけです。
楽な姿勢は「流動的である」ことに気づいてください。たとえば、首を右に倒していたら楽だと感じ、5秒ほどそのままにしていたら、次は左に倒したくなるといった現象が自然と起きてきます。その流れるような変化、気の動きを敏感に察知しましょう。
よく、ヨガなどのポーズで、とても変わった姿勢を推奨しているものがありますよね。あれは、あのポーズを編み出した本人が、たまたまその姿勢をしている時に、心地良さを味わっていたのだと解釈してください。あなたには、あなたなりの本当に心地良いポーズが瞬間瞬間で存在しているということを認識してください。
たとえば、ある瞬間には、左足を極端に内側に折り曲げ、右足だけを投げ出してグルグル回している体勢が、なぜかとても楽だと感じるかもしれません。この時「左右対称な動きをしないとおかしいのでは?」なんて思考が働くと、肉体からの「こうして欲しい」というサインを感じづらくなります。
また、ある瞬間には、深呼吸をするより、数秒間息を止めている方がかえって楽だと感じたりもするでしょう。これもまた「深呼吸しか、身体に良くない」という先入観が邪魔をしていることになります。
どうするのが身体に一番良いのかは、あなた自身の身体が一番知っているのです。あなたにとって最も楽な姿勢や動きは、あなたの思考に反して、とてもトリッキーだったりします。そのことに気づくことができた瞬間、あなたはどんな病気も克服することができるでしょう。