愛情やお金に関して不足感がある人は、自分で自分に対して、それらを受け取るための「許可」ができていないかもしれません。許可ができているとは、どういう状態のことを言うのでしょうか?具体的に許可をするためには、どうすれば良いのでしょうか?
お金持ちで愛されている人に共通すること
お金にも愛情にも恵まれている人には、ある共通点があります。
それは、自分で自分に対して「お金」や「愛」を受け取る「許可」が出せている、ということ。
お金にしても愛にしても「誰だって欲しいに決まってる!」と思うでしょうが、意外にそういう欲求がある人に限って、お金や愛を受け取ることに対し、潜在意識の中で強く拒んでいたりします。
たとえば「お金を手にしてたって、実際はロクなことにならないだろうから…」とか「愛なんてどうせ上辺だけで、永遠の愛など本当は存在しない…」なんてことを思っていたりします。
欲しいのに、欲しくない。欲しがってもどうせ手に入らないから、本当は欲しくないことにしてしまっている、なんて複雑な事態が起こってしまっているのです。
その点、お金持ちな人の考え方は、とてもシンプル。
いつだってお金を受け取る準備ができているし、お金が入ったらあんなことやこんなことがしたいと素直に望んでいるし、自分にはお金を受け取る価値も資格もあると思っています。
お金を手にするようになったから、そう思うようになったわけではなく、最初から当たり前のようにそう思っているので、自然とお金が入って来るのです。
お金や愛を受け取るための許可をするには?
自分にお金や愛を受け取る出すための行動について、解説していきます。
たとえば、人からごちそうしてもらえそうになった時、「いやいや…、いいですよ、申し訳ないんで払います」なんて、相手の好意を制してしまっていませんか?
そうすることがマナーだと教わった人もいるかもしれませんが…、これをやってしまっていると、お金はあなたのところにだんだん寄って来なくなってしまいます。
ごちそうしてくれようとした相手に対して、「そんなことしなくていい」と断ることが、相手を喜ばせることだと思ってしまうかもしれませんが、実際には好意を受け取り、その好意に対し、全力で喜びを表現し、感激を伝えることの方が、よほど大切であり、相手もいい気分になってくれます。
また、あなたは人から容姿や才能やセンスを褒められた時、どう対応していますか?
「いやいや…、やめてください。自分なんて、大したことないです」
と言ってしまっていませんか?日本人は、謙遜をすることに美徳があると思っているので、どうしても大人としてこういう態度を取りたくなってしまうかもしれませんが、人から褒めてもらえた時には、素直にその言葉を受け取りましょう。
もし、褒められ過ぎているな…、なんて感じたとしても、相手が褒めてくれようとしている、その気持ち、好意に対して「ありがとう」の気持ちを伝え、差し出された言葉の花束を受け取りましょう。そして、やはり全力で喜びを表現してください。
褒めてもらうと、ヤル気が出るとか、テンションが上がるとか、そんなこと言ってもらえたの初めてで感激した!なんて。相手を褒め返すイメージです。
こういったことを繰り返しているうち、あなたの元には、自然とお金や愛情が寄ってくるようになります。受け取る許可ができているから、自然と受け取れるようになっていくのです。
お金や愛情が足りないと感じている人は、今まで自分が受け取ることを拒否していたのだと気づきましょう。そして、これからは自分がそれらをたっぷりと受け取る資格があることを、自覚していってください。